4.個として生きたい

 今日は昨日のつみれ汁にお餅を入れて食べました。やはり満腹は幸福に1番早い。

 

 大抵人が辛いと思う時はお腹が空いてます。寒い時だって満腹になれば少しは体が温まります。悲しい時だって美味しいものを食べれば少しだけ忘れられる瞬間があります。痛い時だって温かいものを食べれば少し心が休まります。

 悩みの根本とは何だろうと考えている瞬間もお腹は減りますが、ご飯を食べれば眠たくなり悩みなんてその時は忘れてしまいます。

 私個人がそうなのかもしれないですけど。

 

 今の環境は他人がよく見えます。SNSで人が幸せに過ごしているところなんかがとても目に止まりますね。

 自分はそんなこと出来ない、したことない、羨ましい、そんなことを思う日だってあります。

 そうするとだんだん心の中でどうして自分だけ不幸なんだ、と感じてきます。

 他人を見なければ湧いてこない感情です。

 現代人はとても繊細という考えもわかります。しかし、これまで誰もが思っていたこと、感じていたことが露見しただけとも取れます。

 ネットが世間に浸透する以前はテレビや新聞、雑誌、ラジオ、音楽などの公にできる機会が限られた環境でした。

 共感をしたところで誰に伝えるのか、きっと家族や友達くらいでハガキや手紙を利用してテレビ局や雑誌に送っても本当に見ているのかわからないような環境だったはずです。

 それが現代では簡単に誰にでも言葉を伝えられる。便利な反面危険な世界になりました。

 

 現代の悩みとはSNSの利用の仕方が多いのではないでしょうか。

 誰もが発信でき、誰もが受信できるからこそ必要のない情報が目に飛び込み自分の中で解決できない悩みになっていく。

 昨日話した他人は変えられないということが大きい気がします。

 嫌な奴はきっとずっと嫌な奴で誰が何と言おうと改善していかない奴もいる。

 そんなのに構ってる暇なんてないのですが、自分を不快にする情報は目につきやすいものです。

 何でそんな奴のために自分が何かしなきゃいけないんだと思う時もあります。

 でも明日の自分のため嫌な情報を遮断するのは正しい行為だと思う。

 いつかの自分のためと思うとやる気は起きないけど明日の自分のためと思うとやる気は出てくる。今日の自分が我慢すればいいだけなのだから。

 少しでも変えていくといずれ大きな変化になっている。

 

 で、何の話だっけか、SNSで自分の気に食わない投稿に対しお気持ち長文リプするこどおじの話だっけか。

 そんな皆さんには他人に文句を言う前にしっかりご飯を食べて欲しい。

 食事に集中すると良いことがあります。

 

 誰かに作ってもらえる人ならまず食事を目で見て、あー、嫌いな野菜入ってるなーとか、好きな料理作ってくれたんだなとか、料理から得られる情報は作り手の気持ちが詰まってることを感じて欲しい。

 自分で作る人は当然好きなものや何か気を使っている物、しっかり思い返して食べてみると自分が自分をどれくらい大切にしているか確認できると思います。

 コンビニや出来合いのものの人は企業努力を感じろ。底上げ、低コスト食材の数々、、健康なんか考えちゃいない食品添加物の量。それを噛み締めて自分を大切にできるようサプリとか飲め。

 

 食事の時間をただ満腹にするだけの時間ではなく色や香り、季節、自分の好みを感じながら過ごしてみて欲しい。

 他人が身近に感じるこの現代で1人になってみる時間を作ってみてはいかがでしょうか。

 

 そんなことを言っていますが実際にやってくれる人がいるなんて期待はしてません。

 私自身がこうやって文字に起こすことで自分が思い出せるようにしているのです。

 少し辛いことが続くと忘れてしまう些細な日常の楽しみを見失わないようにしていきたいですね。

 

 今日はここで終わり。

 ここまで読んでくれた方へ、私の文章に時間を割いていただきありがとうございます。